研究室紹介

製品価値を高めるため振動や騒音を予測・解決する

近年、振動・騒音を抑えた静粛性が、機械製品において重要な商品価値として認識されるようになってきました。当研究室ではより静かで、より人にやさしい機械の設計を行う為に、振動や音の予測技術、対策技術などを開発しています。

世の中にあるほとんどの機械は、その目的に応じた機能を発揮する為に何らかの運動をし、その際に振動や騒音を発生させますが、それは機械のそのものの動きを阻害するだけでなく、エネルギーを無駄に消費しているといえます。

私たちは、自転車、鉄道、産業機械などを対象に機械の運動から振動・騒音の予測・解決まで設計開発における一連の問題を研究しています。ヴァイオリンなどの楽器から得られた知見を機械設計に活用する研究にも取り組んでいます。

研究キーワード

振動エネルギー伝搬解析(Viibration Energy Propagation Analysis)

統計的エネルギー解析法(Statistical Energy Analysis :SEA)

振動インテンシティ(Structural Energy Analysis : SI)

楽器から学ぶ機械の静穏化技術

振動音響モデリング

自動車と人間の相互作用など

研究対象

自動車、船舶、航空機、建物、医療機器、OA機器、工作機械、楽器、風車などなど